熟成期間が世界最長のウイスキー(共同通信)

70年もの 7月16日

 英国スコットランドのウイスキー販売大手のゴードン&マクファイル社が、樽で70年間寝かした(市販のウイスキーでは世界最長)スコッチウイスキーを発売したそうです。日本では東京のホテルが1本購入し300万円で顧客に販売する予定とか。
 均整社に寄せられる質問で「あまった酵素はどうしたら良いですか」というのが意外と多いのです。手作り酵素は微生物が織り成す発酵食品です。その特徴は保存性と栄養価を高めること。
 あまった手作り酵素も、冷暗所で静かに保存すれば数年後には味も洗練された格別な酵素となります。
 ちなみに管理人の家の地下には、子どもの誕生を記念して作った手作り酵素が静かに眠っています。たまに14年物のフタを空け匂いを嗅ぐと、ブランデーのような香りが漂います。匂いとともに作った時の情景も蘇りとても幸せな気持ちになります。この酵素を作るときに、子どもの常在菌を混ぜながら、いざという時にこの子の身体を助けてねとの思いを込めました。
 手作り酵素は自分の住んでいる土地の生命(植物や菌)と自分自身の常在菌で作るものです。70年もののウイスキーも美味しいでしょうが、年代物の手作り酵素はそれ以上の価値があることは間違いないと思います。
 それにしても、この「モートラック70年」、せめて一舐めでいいから味わいたいものです。




写真は十勝均整社・上美生の森を横断する美生川の支流です。

大雨7月12日

 鹿児島県南大隅町の土石流被害が連日報道されています。
 避難されている方々の肉体的精神的ストレスは相当なものだと思います。
 1日も早く、日常生活に戻れることをお祈りいたします。

 ここ帯広も大雨が続き、カミ美生の森を流れる川も増水しています。
 普段なら子どもが水遊びを出来るほどの緩やかな流れですが、一度増水すると人間の力ではどうにもならないほどの圧倒的なエネルギーを剥き出しにします。
 この上流にあるダムが決壊したらと想像すると恐ろしい限りです。



少数意見7月7日

 「新たな学校給食調理場建設に伴う意見交換会」という行政との話し合いの場がありました。その内容は大雑把にいうと、新たな施設を作るにあたり市内一括の共同調理場方式にするか各学校ごとの自校方式にするかについて。コスト面や給食内容、その他について活発な意見交換が行われました。
 その席で感じ思ったことや意見書に書いたことの一部を書いてみます。
 最終的には学校給食ではなく各家庭での手作り弁当をお昼ごはんにしましょう。
 冷凍食品や売り物の惣菜を使うのではなく、子どもと一緒につくる。
 これなんか毎朝時間との戦いをしている大人にしたら、面倒臭いで終わってしまうかもしれません。
 でも私たちの命を維持し次世代につなげるための食べ物は、何事にも代えることができないものです。
 行政は安全な食材の確保に力を入れ、その食材をその時々の気温や季節に合わせて調理するのは個人の責任というか人間が人間であるゆえんのようなもの。
 行政はコスト削減につながり食育にもなるのでいいと思うのですが・・・・。

お酒とうつ病と肝臓 7月2日

 韓国の人気俳優自殺事件に関連して次のような記事が新聞に掲載されていました。

 「父親の看病疲れや仕事のストレスが指摘されているね。自殺する前にお酒を飲んでいた点も見逃せない。日本も含め世界各国で自殺した人の3割以上からアルコールが検出され、飲酒が絶望感を深くし、衝動性を高める。不眠と酒とうつ病は密接に関連している」

 うつ病は肝臓の病いともいわれています。食生活や生活習慣の乱れや社会的なストレスが続くと肝臓に十分なグリコーゲン(糖)が蓄えられなくなり、慢性的な低血糖状態になってしまいます。当然、脳にも十分な栄養が行き渡らなくなります。

 疲れた身体に流し込むアルコールは決してストレス解消にはなりません。春の酵素をよく飲んで色と日常生活を見直し肝臓を温めるなどをして、とかくストレスのたまりやすい現代社会に対処しましょう。

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